2026/6/14~6/20
6月14日(日)
8:30起床。曇り。
「無駄にしたくなかった話」(水村美苗)読了。
公演は最終日。
マチネはお任せし、17:00のソワレを観劇。
最後ということもあり、前半はキャストもノリノリでアドリブも多め。お客さんもよく笑う。
こうした所謂「千穐楽スペシャル」的なことは、自団体、或いは自分が脚本も演出も兼任の場合はやらないし、嫌がる演出家もいるかもしれない。
が、今回のような商業寄り?のプロデュース公演では、求められている部分もあるのだと思う。実際、客席も盛り上がっていたし、自分自身も嫌いではない。
決めていたダブルカーテンコールで終わらず、トリプルまで頂いて終演。
退館までの時間がタイトな為、面会中の関係者がいる中でバラシが始まる。
A先生やIさんとご挨拶。
その後は暫くウロウロして、公式打上げもないし帰ろうかとした所で、キャストの一部に誘われ劇場内でプチ乾杯。
知らなかった裏話など聞きながら結局は退館時間までいてしまう。
ご飯に行く人々とは別れ、大変お世話になったIさん達ともバイバイして、帰宅。
お疲れ様でした。
振り返って正直に言うと、演出家としてもっと詰められたのではという反省点もあったが、団体とその観客層や需要に合わせ、たぶん喜んで貰えたという意味では、何とかクリアか。
お互いにほぼはじめまして、キャリアもバラバラ、稽古も二週間強というスケジュール。当然色々な事態が発生したが、今後の糧としたい。
6月15日(月)
6:00に目覚めたが二度寝して9:00起床。雨曇り。
休養&プチ旅行と決め込み、特急に乗って都心から約二時間の某所へ。
目当てのラーメン屋は並んでいたので諦め、昼飯所を探しながらブラブラ歩き、大きめの神社で家族の健康を切実に祈る。
結局、ホテルの隣の道の駅で弁当を買い、机と椅子が並んだだけの簡易飲食スペースで食しながら、孤独感(悪い方)を感じる。
チェックインまでまたブラブラし、近くの小さなショッピングモール内で本屋を覗いたり。
旅行や出張で見知らぬ土地に行くと、その街の本屋でどんな本が並んでいるかを見たくなる。基本的に都心の本屋と大きく変わるはずもないのだが。
スーパーで酒やツマミを買ってチェックイン。
今日の午前中にやっていたW杯オランダ戦の再放送をつけながらダラダラ。
目当てだったホテル内の温泉&サウナに入り、ホテル内のレストランでざる蕎麦。
夜はなぜかアマプラでドラマ「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」の1話を見る。
タイトル通り、トム・クランシー原作で、映画ではハリソン・フォードが演じていたジャック・ライアンもの。
部屋の静けさの中で最近の自分の日記や覚書を読み返して(本当に好きだな)、今後の方針?を書き出したり。
あとはホテル内の漫画ルームで「HUNTER×HUNTER」1巻読んだりして寝た。
6月16日(火)
深夜、変な夢を見て目覚めるが、まだ一時間くらいしか寝ていない。
そういえば最近はあまり途中覚醒が無かった。
意外と自宅の方が睡眠環境が良いのだろうか。BAKUNEのおかげ?
7:30起床。晴れ。起きてすぐ温泉入ってスッキリ。
いつもは読まない読売新聞を無料で提供されているので手に取る。
ホテル近くのタリーズで、秋にやる予定の中編の改稿作業。二年前に書いておいた奴。
タイトルが地味なので変えたいのだがなかなか思いつかない。
老舗の食堂でオムライスを食べホテルに戻って昼寝。
ロビーで書こうとしたりして、夕方また温泉。
ホテル近くの食堂でピザ+ビールの早めの夕食。
夜、ウトウトしてたら地震。
あとは「HUNTER×HUNTER」の続きを読むなど。たぶん大学時代に友達の家で読んで以来。いくつかの場面をうっすら覚えていた。
6月17日(水)
7:00過ぎに起床。今日も快晴。ホテルの部屋で少しアイディアを考えてからまた温泉に入り、9:00チェックアウト。
今日もタリーズで執筆(の前の長いアイドリング時間。)
電車で市街地へ移動して別のタリーズでまた執筆(の前の長いアイドリング時間。)
映画『エレノアってグレイト。』鑑賞。スカーレット・ヨハンソンの初監督作品。
あれだけの大スターで、監督の才能もあるとは。
ジュンク堂で「心は孤独な狩人」(カーソン・マッカラーズ/村上春樹 訳)、「過疎ビジネス」(横山勲)購入。
これでプチ旅行は終了。
帰宅してApple TVのドラマ「Widow's Bay」完走。
6月18日(木)
6:30起床。雨。
書くことを進めようとするがまだまだ集中できず、読書などに逃げてしまう。
夜はアマプラでレンタルして映画『アジアのユニークな国』鑑賞。
6月19日(金)
8:00には目覚めたはずが次に気づくと10:30。なぜだ。晴れ。
kino cinéma新宿で映画『急に具合が悪くなる』鑑賞。カンヌで女優賞も撮った濱口監督の話題作。カンヌの時から絶賛の声が流れていた。
主な舞台がフランスで登場人物もフランス人が多いので、フランス語台詞に日本語字幕がつく場面が多い。
が、途中から日本人が登場し、日本語の会話も増える。そうすると、今作でも濱口監督のいわゆる「棒読み演出」がされていると気づく。
でもフランス語の場面は俳優はもっとナチュラルに(通常の「演技」のように)話しているように聞こえる。
現場ではどうだったのだろうか。
と思ったらこのインタビューの25分以降で触れられていた⇩
また「棒読み演出」は、対話する人物同士に対立、葛藤、不信などネガティブな要素がある時の方が有効なのでは、とも感じた。
この映画の主人公二人(日本人&フランス人)は、基本的には初対面時からお互いに肯定し合っているように見える。そうすると、好意的な台詞のやりとりと、発話との間に、妙な気恥ずかしさを自分は感じてしまった。
まあほぼ個人的な好み、感覚的なものだと思うが。
濱口演出に既に触れているかどうか、の違いもあるのだろう。この映画で初めて濱口映画を観たら、俳優演出も含めて新鮮に感じるかもしれない。
自分の濱口初体験は『ハッピーアワー』で、いまだにあの映画の捉え難い説明し難い魅力&棒読み演出が齎す謎の効果は、強烈に印象に残っている。
去年から【コンサル栄えて国滅ぶ。】という帯文と共に話題になっていた新書「過疎ビジネス」(横山勲)読了。
著者である記者の文章のドヤ感はやや気になりつつ、公金を私物化する面の皮の厚い人々には呆れる。
人手不足に苦しむ自治体にとって、救いの手を積極的に差しのべてくれる外部企業の甘いささやきは魅惑なのだ。
どんなに小さな自治体でも、国からの交付金や補助金で年間予算は数十億円規模になる。そこで施策のアウトソーシングを持ちかけ、行政機能を侵食して公金を吸い上げる。大きな自治体は避け、手なずけやすい小さな自治体を狙い打ちにする。
ワンテーブルが仕掛けたこの官民連携の手法を、私は「過疎ビジネス」と名づけた。
これが許されないのは、原資が公金だからだ。ただ、企業の責任だけではないだろう。︎
金食い虫の官民連携事業を容認し、公金を浪費する自治体職員の怠慢ぶり。チェック機能を果たさない議会。予算をばらまいてろくに効果の検証はせず、実務の責任を基礎自治体に押しつける国や都道府県。既得権の記者クラブにあぐらをかき、行政発表に依存して記事を書く私を含めたマスメディアもそうだ。
自治体をぶんどる過疎ビジネスは、この国の宿痾が生み出したのかもしれない。
6月20日(土)
9:00起床。朝は曇り、以降はずっと雨。
夜は新宿三丁目でさよなら人生「中年の好機」、二ヶ月経ったがM氏への御礼を兼ねた小打上げ with 主宰と代表といういつもの四人。
楽しく飲み食いしながら、家族の事情も共有させて貰う。有難い場だ。
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