2026/3/8〜/3/14

第127号
上野友之 2026.03.15
誰でも

3月8日(日)

日中は読書や日記。

夜はさよなら人生の稽古。今日はメンバーのみ。

前半は劇中に出てくる歌の練習と本読み。

後半は来年?以降について話し合いをして解散。

夜はまだまだ寒い。

3月9日(月)

6:30に目覚め二度寝して8:00起床。晴れ。

創作に向き合わねばと思いながら、オーディション用の文章をこねくり回したりして誤魔化す。

「三日間の幸福」(三秋縋)読了。

新宿ピカデリーで映画『ブルームーン』鑑賞。

「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」などを書きブロードウェイで活躍した作詞家ロレンツ・ハートが晩年(といっても48歳)にバーで過ごすある一夜の物語。

イーサン・ホーク×リンクレイター監督の『ビフォア〜』シリーズは大好きだし、『バーナデット ママは行方不明』や『ヒットマン』など近年のリンクレイター作品も良いので楽しみにしていたが、残念ながら自分にはいまいちハマらず。

マーガレット・ケアリーは良かった。

懲りずにU-NEXTで始まるHBOドラマを見続ける毎日。

「欲望のセントルイス」、中年の男女三人の不倫殺人ものらしいが、話の運び方が独特でテンポも良く、演出も妙なこだわりを感じて心地よく、惹き込まれる。

2話目で夫以外の男を誘惑する妻(50歳くらい)の演技、体、撮り方が非常に生々しく、艶っぽい。

ショーランナーのスティーヴ・コンラッドは、オフビートでシュールなスパイスリラー?ドラマ「パトリオット ~特命諜報員 ジョン・タヴナー~」のクリエイター。

あれほど視聴者を選ぶドラマも珍しいが、癖になるユニーク過ぎる作風が自分は大好きだった。

続きも期待。

3月10日(火)

明け方、昔の人間関係についてのかなり具体的な夢を見て目が覚め、気分を引き摺られる。

その後なかなか起きられず。

あの夢を見る=疲れている、ということなのかなあ。

外はまさかの雪。

二年前に冒頭だけ書いた脚本のメモ書きを見返し、再考する。

冒頭だけ、アイディアだけ、タイトルだけ……というステータスのものが多いなあ。

テイラー・シェリダンの言葉を噛み締めねば。

the only thing that you can control is how hard you work.

there are many a much smarter writer in Hollywood sitting around with a much better half finished script than my completed ones.

it's the one thing we can control.

you can control how hard you work and you'll beat 95% of your competition by outworking.

カレー作った。

3月11日(水)

明け方に目覚め読書して寝て8:45。晴れ。

震災から15年。

こういう節目は、世の中とか復興のことより前に、その間の自分史を振り返ってしまう。

午後は「中年の好機」稽古。今日は全員で本読み。

キャストの提案で、14:46には黙祷。

相変わらず、短い稽古(四時間弱)でも終わるとガス欠状態。

稽古期間の環境に体を慣れさせなければ。

3月12日(木)

8:00に目覚めたのに二度寝で9:00。過眠気味になるのは良くない。晴れ。

今日も午後は「中年の好機」稽古。

本読みは昨日で終わったので、立ち稽古スタート。

舞台の使い方を話し合いつつ進行。

予定より早めに終了。

新たにP業の打診を頂く。

注文していたZINE「マネーチェンジズエヴリシング」(九龍ジョー)が届いたので読む。

3月13日(金)

7:30起床。曇り。朝晩はまだまだ寒い。

kino cinéma新宿で『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』鑑賞。最高でした。

第二次大戦の傷跡も色濃い50年代を舞台に、卓球でナンバーワンになることしか考えていない傍迷惑な唯我独尊男が、金の算段をしながらドツボにハマっていく様を、最初から最後まで怒涛の勢いで描き切る。

映画も主人公もとにかく疾走し続けるサフディ監督節。

徹頭徹尾、自分の野心と欲のことしか考えていない男の話なのに、とにかくエネルギーに満ち溢れ、生(生きること、生まれること)の肯定に圧倒され、観終わった時には謎の多幸感に浸っていた。

20代のティモシー・シャラメを見て、俺ももっと好きに生きなきゃ、と勘違いしそうな40代。

ただ、スクリーン数も上映回数も思ったより少ないのは勿体ない。日本でもヒットして欲しい。

鑑賞後、Twitterでレビューを読み漁り、ユダヤ人の歴史やアイデンティティという文脈を自分は全然理解できていなかったと痛感。

いずれにせよもう一度観たい。

帰りに紀伊國屋書店で「あなたにしか作れないけれど、世界に通用してしまう 脚本の教室」(長久允)を買って帰って一気読みした。

3月14日(土)

夜は「中年の好機」稽古。

序盤の立ち稽古を進めていく。

無料で「上野友之の独居日記」をメールでお届けします。コンテンツを見逃さず、読者限定記事も受け取れます。

すでに登録済みの方は こちら

誰でも
2026/3/22〜/3/28
誰でも
2026/3/15〜/3/21
誰でも
2026/3/1〜/3/7
誰でも
2026/2/22〜/2/28
誰でも
2026/2/15〜/2/21
誰でも
2026/2/8〜/2/14
誰でも
2026/2/1〜/2/7
誰でも
2026/1/25〜/1/31