2026/1/25〜/1/31

第121号
上野友之 2026.02.01
誰でも

1月25日(日)

8:00過ぎに起床。晴れ。

結局、着替えも歯磨きもしないで10時間近く寝ていた、、、?

日中は企画を考える。

ちょっとChatGPTに相談し過ぎか。

昨日中断していた『罪人たち』を最後まで鑑賞。

改めて、これは劇場(IMAX)で観たかったし、止めながら観るものではない。

特に良い音響で観れば、映画的快感や音楽がもたらすトランス感に浸れたのではなかろうか。

北米だけで興収2億8千万ドル近いヒットで、アカデミー賞歴代最多ノミネートのインパクトは、黒人の歴史や音楽の文化的背景、そして吸血鬼というアイコンなどが絡み合ったものだと思うが、

正直全ての文脈は理解できなかった。

襲ってくる吸血鬼=悪者というわけでもなさそうだ。

エンドクレジットの後の場面が長すぎて、マーベルかとツッコミたくなった。

おまけというより、そこが話の展開として一番重要という。

夜はいつもの串揚げ屋さん。ご主人の病気と手術入院を知る。

そのため暫く休業とのこと。

復帰日は決まっているそうだが、お大事にして欲しい。

一杯ご馳走したらサービスで湯豆腐を出してくれた。美味かった。

1月26日(月)

8:00に目覚めグズグスして9:00。晴れ。

「一私小説書きの日乗」(西村賢太)読了。

二月二十三日(木)
 仕事一向に進まず、そろそろ焦りが生じてくる。
 夜、流れを変える為に買淫。
 帰路、喜多方ラーメン大盛り。
 明け方まで寝室で腹這いつつの作業。のち、飲酒。
 缶ビール一本ワンカップ大関三本。
 手製の目玉焼き三つとパック詰めのもつ煮込み。最後に、袋入りのマルちゃんカレーうどんをすすって寝る。

「一私小説書きの日乗」(西村賢太)

風俗帰りは喜多方ラーメンを食べるのがルーティン。

あととにかく食べる。

明け方寝る前には宅配寿司やら弁当やら惣菜、そして必ず何かしらのレトルトやカップラーメン。

これは流石に体を壊す……と思いつつ、一つのスタイルになっている。

 短編、不思議なくらい進まず。この日も諦。元より自分に文章を書く能力のないのは知っているが、四日かけて一行もできてないのだから、さすがに焦ってくる。で、焦ると尚のことに半行も組立てられぬ。いかさも小説家気取りな、産みの苦しみめいた言い草だが、実際は単に、元々こうした作業に向いていないと云うだけの話だ。
 夜九時過ぎに宅配寿司の握りを三人前取る。で、冷蔵庫に保存しておいたそれを、深更一時過ぎには早くも拡げて晩酌開始。ひとつも美味しくなし。

同上

 朝六時に訂正を終えて、「脳中の冥路」、一応の完成と云うかたち。やはり、自分は小説を書いているときが一番楽しい。

同上

書けない時は苦しく、書ければ全てが晴れたように心地よい。

比べるのもおこがましいが、この感じはうんうん、と共感してしまう。

 この映画には、制作サイドの不備がひどく多い。自分は昨年来、そのプロデューサー等から、えらく不快な思いをさせられている。正直云って、原作に名を連ねることも不快な、極めて不快な映画だし、ストーリーの改変も、原作を超えてくれるものであればそれは別物として大歓迎なのだが、客観的に見ても到底その域には達していない。︎
 自分はこの映画を二度観ることはない。時間のムダである。

同上

夕方から表参道へ。

ABCで「自分以外全員他人」(西村亨)、「一私小説書きの日乗 憤怒の章」(西村賢太)購入。

マクドナルドでこれから書きたいもの書くべきものを整理。

設定のネタだけは結構たまっている。

形に出来るか、自他にとって面白いものになるのかは別問題。

その内の一つのアイディア、「広げられるかも」という僅かな光。

イメージフォーラムで『アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス』鑑賞。

コロナ禍に作られたフィリピン映画。

レストランの一室というワンシチュエーション、登場人物ほぼ二人だけの会話劇、一人二役というギミックと、演劇以上に限定された条件で撮りきったのは凄いが、脚本は作為を感じてしまい、あまりのれなかった。

1月27日(火)

7:30起床。曇り。

久しぶりに吉祥寺へ。

エクセルシオール、ドトールと巡って執筆……の前のスケジュール作り。

上京時から通っていたサンマルクが数年前に閉店してしまったのは、改めて寂しい。

昨日買ったばかりの「一私小説書きの日乗 憤怒の章」(西村賢太)読了。

西村さんは王子に住んでいたようだが、新潮社のある神楽坂を頻繁に訪れ、そのまま早稲田鶴巻町の砂場(蕎麦屋)で飲み食いしていたようだ。

この頃はまだ自分も早稲田に住んでいて、鶴巻町はすぐ近所で図書館もありよく歩いていた。

すれ違っていた可能性もある。

 夜七時、鶴巻町の「砂場」にて、『新潮』の田畑氏と同社文庫の者と和解の一席。
 の、つもりであったが、文庫の者がチラリと見せた、不貞腐れた態度と魔太郎めいた目つきに自分は激昂し、一時間も経たぬうち、強制的に追い払う。
 退出の際、挨拶もなく立ち去ろうとするのを呼びとめ、その重ねての非礼を店内中の注視も忘れて叱りとばす。

「一私小説書きの日乗 憤怒の章」(西村賢太)

近所で夜な夜なこんな修羅場が繰り広げられていたとは。

で、BOOKSルーエで「一私小説書きの日乗 新起の章 堅忍の章 這進の章」(西村賢太)、「死ぬまで落ち着かない 六十年生きてみてわかった人生のこと」(鶴見済)を購入。

ハモニカ横丁でチャーハンと餃子。この店は両方名物らしいが、チャーハンはだいぶしょっぱかった。満腹。

映画『グッドワン』鑑賞。

17歳の少女が、父とその友人と3日間のキャンプに行き、大人の不完全さに気づく……と紹介されている映画だが、

二人の中年男性が自分からは「不完全」どころか無神経かつ有害に見えて、ちょっと引いてしまった。

1月28日(水)

3:00頃に目覚めちょっと読書してまた寝て8:30。

某企画書をやろうと思いながらダラダラしてしまった。

西村賢太風に言うと「終日無為」か。

現実逃避してその西村さんの日記を読み続けてしまう。

昨日買った「死ぬまで落ち着かない 六十年生きてみてわかった人生のこと」(鶴見済)読了。

1月29日(木)

朝目覚めてから布団でグズグズしてしまった。晴れ。

午後イチで新宿三丁目のバルト9に歩いている途中から体に違和感。

映画『シャドウズ・エッジ』鑑賞開始とほぼ同時に悪寒がし始め、中盤くらいで耐えきれなくなり退出。

震えながら地下鉄に乗り、近所の病院へ。

熱はまだ出ていないかと思ったら38℃。インフルの検査は発熱後すぐでは判定できないとのことで、薬だけ貰って帰宅。

何もできず家でダウン。

翌日以降の予定もキャンセルして貰う。くそ!

仕方なく寝ころんだまま天井にプロジェクターを照射してドラマ「LANDMAN」 Season2完走するなど。

深夜、熱もあまり下がらず、頭痛で何度も目覚める。

1月30日(金)

多少は楽になり病院に行って改めて検査したところ、インフルもコロナも陰性。

何だったんだ……。

とは言えまだ熱もあり、引き続きダウン。

なんでこんなに弱いのかと情けなくなり、ここ数年の日記を読み返して原因を探ったりしたが、一年に何回か、特に寒くなると風邪を引かずにはいられない体なのか。

コロナ中は風邪も引かなかったのになあ。

1月31日(土)

熱は下がったがまだ怠く、病み上がりのお約束のように唇と鼻の中にヘルペスが出来て痛い。くそ!

シーツ類を選択し、確定申告作業をした他は、引き続き静養。

合間合間にドラマ見たり読書(西村さんの日記)したくらい。

新しく始まったMCUのドラマ「ワンダーマン」が面白い。久しぶりにマーベルドラマを見ている。

主人公は売れない俳優で、

今のところスーパーヒーローものより、ハリウッド内幕ものの様相。

助演のベン・キングスレーがめちゃくちゃいい味を出してるのだが、もう82歳なんだ。元気。

しかしよく思うことだが、メジャーな映画やドラマで「売れない俳優」を演じるのは実際は売れている俳優なんだよな。

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